ラブライブ!The School Idol Movie

中途半端。
終わるだの続けるだの、今後のラブライブ(μ's解散後)がどうだこうだだの、
どうしてそんな話をするのか*1、なぜ穂乃果たちが決断しなければならないのかの理由も感情の推移も
映画の中でまともに描けないままに無理矢理話を作ろうとするもんだから、
主人公たちの自己完結*2で終わるドラマ(?)が出来上がってしまう。
まあ自己完結的に決める(μ'sだけでなく「ラブライブ」の展開自体も含む)こと自体は特に何の問題もないんだが、
それをアニメ映画作品の形で開陳されても、何を面白がればいいのかリアクションに大変困る。




やっぱり覚悟的にも技術的にもやれないことを無理矢理やろうとしてもしょうがないわけで、


ちょっとシリアスな雰囲気に

だいじょうぶにゃー

ミュージカル

何事も無かったかのように日常シーンへ


をひたすら繰り返すだけの映画の方が遥かによかった。
ていうかそういう映画が見たかった。

*1:例えば、新規展開中の「ラブライブ!サンシャイン!!」無しでこういう話になったとは思えない

*2:穂乃果が決断を真っ先に伝えるのはスクールアイドルである