電車に長時間乗ったのでAll You Need is Killは読み終えた。ラノベ読むの久々。


感想
ワンアイデアとそれをフォローするエンターテインメント要素のみ、他に余計な贅肉無しで一気に読み進められる。ラノベの「ライト」という言葉を肯定的に考えるとき、この本は最も最適な作りなんじゃないかと思った。具体的には、舞台自体は戦場だけどアイデア的に戦場そのものはたぶんどうでもよくて、そのどうでもいい事には深入りしない(ただしエンターテインメントの要素として活用していく)辺りがすっきりしていてよいな、と思った。色々と問題は山積みのような気はするのに読後感がやけに爽やかなのはそういう事なのだろう。素直に楽しめる。