電撃文庫「ムービーフェスティバル」

灼眼のシャナ

 特に無し

キノの旅

 普通に良いという感じなんだけど中村+小中のlainコンビの色は出てたと思います。結構冷徹なカメラワークがあったりで楽しめました。力説してる男からカメラがグングン引いて行くカットとか。……そこの背動は劇場で見るとちょっと微妙でしたが。あと頭の影が体の影の付き方と乖離してるのが凄く気になりました。キノが禿げたのかと勘違いするくらいに。

いぬかみっ!

 いろんな意味で一番好き勝手やってました。そして明らかに3つの中で一番面白い。一緒に見た誰かが言ってたんですが、ひたすらちんこ出すだけで笑いを取ろうとするのは凄いですよ。
 テレビ本編でもかなり活躍していた友岡新平氏が演出・作画監督ということで全体的にかなり個性的な画面になっていたと思います。特に一部の止め絵は画面の収まりや全体の勢いを重視しているために人間が人間の形をしてなかったりします。というか斎藤良成氏ですね。えーと…ああ、作画崩壊ってやつ? 作画崩壊サイコウ!
 ちなみに一番目をひいたカットは、変態のアジトに行く直前の敵とバトルして逃げる場面だったんですが、誰なのか分かりません。目星をつけた人がスタッフロールに載ってませんでした。所詮量産型作画オタなどそんなものです。