電脳コイル12話 ダイチ、発毛す



あまりのことに帰宅してからはてなキーワードはてな内の感想を200件くらい漁ったんだけど、連想されてるものがそれぞれ違ってて面白い。あとみんな絶賛しすぎ。でも絶賛せざるを得ない。
想起されるものが人それぞれなくらい物凄く普遍的で古典的な話なのに、見せ方が斬新であるという凄まじさ! 切り口と見せ方が普通じゃない。内容の密度も半端じゃない。30分でやる内容じゃないのにそれを綺麗にまとめて来る辺り、惜しみなくネタを出しすぎ。
そしてこういう話を許容できる設定の上手さ! 設定の時点で上手いということは何度も書いてるけど、前回今回とそれが完璧に生かされてる。電脳メガネというインターフェイスから見えるものは所詮電脳上のまやかしであるという前提と、まやかしであれなんであれ実際に見えるものはそこにあるように感じ取れるという画面上のウソとを、かなり都合よく使い分けている。アニメ見てるって気にさせてくれる。


腰の話はアニメーターの職業病かな。座り仕事だと腰は確かに危険。デジタルエフェクトに名前があったけど爆発のCGが磯カントク本人なのかな? やたらリアル。
あとハラケンは似合いすぎだけどデンパも横光三国志の登場人物ぽくて似合ってる。