よく考えたら最近でも攻殻とかカレイドとか空の境界とか、タイムシート付き原画集は割合あった。アニメファン向けムック本ではなく、原画集という名前でなら結構付いてるか。


付いてるか付いてないかで本の性質がガラリと変わるものなのに、なぜかその情報は前面に出されないからなんとなく少ない気がしてた。アキラアーカイブみたいにあからさまにマニア向けなのに何故か入っていない(単に消失しただけ?)こともあって、その辺の基準がどうにも掴めない。
昔に実際の工程を意識した形での原画露出があったかというと、古いアニメージュとか(媒体は分からないけど)いずこかに断片的にあるはずだけど、まとまった形では無い気がする。
http://www.style.fm/as/06_review/dvdnavi24.shtml
で、マクロスDVDの発売により「画とタイムシートを逆算して起こすことができる」という記述があるけど、逆に言えばタイムシート付き原画集みたいのがバンバン出てればそんなことをする必要がない。
というよりも、製作工程を意識させる原画集という商売自体、いかにもガイナックスっぽいなあと思っててそれ以前はあまり無い(教本・ノウハウ本は除く)ものと勝手に思っていたけど、よく考えると根拠が無かった。昔の画集は高いから買う気はしないけど、立ち読みくらいで何とかならないか。


タイムシートって書き方の流儀が時代とか場所とかで違うはずなので、昔のがあるなら見てみたい。


まとめると、「ビジュアルコレクション」という名前なのに中身が原画集というのは、やり過ぎ。いいぞもっとやれ。




どうでもいいけどアニメージュオリジナルのは小さすぎて読めない。あと水島監督のページはギャグとしか思えない。あと上遠野は何やってるんだ。なんだこの雑誌は。


http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4197202563/ref=dp_olp_2
konozama過ぎる……




北斗やって寝る