ハーバーテイル

18分の短編。ストップモーションアニメの快作。
インタビューでは商売の事を抜きに5年かけて作っていて、
一般的な物語とも違う展開だから見てもらえるだけでありがたいといっていたけれど、
ラストの展開に思わず笑いがこぼれるくらいユーモアを感じさせる作品だったし、
一般層への訴求力も十分あると思う。


光の加減とか良く見るとCGありきの画面なんだけど、
手描きと思しきレンズフレアを入れるなどの細かい気配りで
全体的な印象としては暖かみを感じさせる画面になっていたのはよかった。
人間があからさまにCGなんで、それ以外のオブジェクトが逆にCGっぽく見えなくなる作用も起きてる感じ。


あー、伊藤有壱ってニャッキの人なのね。
しかしネオクラフトアニメーションっていう命名はどうだろう……。
マットペインティング(被写体と背景を馴染ませる技法)かあ。